なんだか具沢山になった年越しそば。

これが我が家の年越しそば。基本は鶏肉とたっぷりのささがきゴボウの醬油ベースのおつゆですが、こんなに具沢山になったのは初めて。つゆは翌日のお雑煮にも使います。

汁が滲みたおあげ

以前は、近所のお蕎麦屋さんで生蕎麦と天ぷらを買っておいて、ざるそばにして天ぷらを添えていたのですが、水でしめるのが面倒になったのと、引っ越して来たここでも近所に美味しいお蕎麦屋さんはあるのですが、年末年始の生蕎麦や天ぷらの販売をしていないという事なので、食べ方を切り替える事にしたのでした。

 

お揚げさんは、旦那さんが買ってきたこちら。

初乾燥どん兵衛きつね

私はカップどん兵衛を食べた事が無いので、「どん兵衛のキツネだけ売ってたから買ってみた」と楽しそうに言う旦那さんに「・・・あれをキツネと言うのかねぇ」なんて気の利かない反応しかできなかったのですが、お揚げのサイズに驚いた。「ほぼ原寸大」とありますが、これがカップ麺に入っているなんてかなりのボリュームですよね。凄い。

 

今年はおつゆを少ししょっぱくしてしまったので、具を増やして調整したかったし、盛り付けを想像するといまいち寂しい気がしたので、使ってしまいたかった長芋をしりしり器でおろして、そこに作ったおつゆ少々と卵を加えて良く混ぜたものをトッピングする事にしてホッとしていたところに、旦那さんがわっくわくでお揚げを持ってきたので、滑り込みでお揚げものせる事にしたのでした。

下の画像のお揚げが汁に浸す前の袋から出したてのもの。これをつゆに浸すと冒頭の画像のようにしっとりふわふわとなるわけです。ちなみに冒頭の画像は、食べ進める途中で長芋を足した時に撮ったものなのですが、最後辺りにお揚げさんを食べたい私の器には、まだ手付かずのお揚げさんが居てくれたのでした。この頃、旦那さんのお揚げさんは、今にも「もう1枚食べて良い?」と言い出しそうな状況に・・・。

とがったお揚げ

しょっぱいから調整したのに、「つゆがしみてるお揚げ」をわざわざのせるという暴挙にでたわけですが、なかなか美味しかった。なんとなく3色っぽくなった年越しそば。

「しりしり器あって良かった~」とこんなに強く思ったのも、「どん兵衛食べてみたい」と思ったのも初めての事。2024年最後に手帳にメモした言葉は「どん兵衛買う」でした。